Musiculture vol.1 ご来場ありがとうございました。

JCAA meets TheGLEE「Musiculture vol.1 〜L’été 〜 夏」
おかげさまで前日にSoldOutとなり、たくさんの皆様にお越しいただき心より感謝いたします。

第一部は、二胡の野沢香苗さんチームのミニライブ。

今回のテーマの「夏」に合わせての選曲、楽曲演奏だけでなく二胡という楽器についてもトークしていただきました。


女性は浴衣姿で演奏するという見た目も夏らしい艶やかな素敵なステージとなりました。
第二部は、作曲家による新作、新アレンジ。

今回は新作演奏にとどまらず、作曲家のトーク、作曲家自らが選んだ映像を曲とともにプロジェクターにシンクさせたりと、ただお聞きいただくだけでなく共有して楽しんでいただければとの思いからいろいろな仕込みをいたしました。

今回の「The Secret Garden – Sudeley Castle –」に合わせ、イギリスのシュードリー城、庭園の画像を楽曲の流れに合わせてプロジェクターに映しました。
トークではこの曲と「夏」の関連性、演奏法(頭の方のピアノが上から下に降りてくる時に合わされるチェロのバルトークピッツィカート、そのあとのパートにでてくるヴァイオリンのG線上で指を弦に軽く触れた状態で滑らせることで急速に自然倍音が行ったり来たりするハーモニクス・グリッサンド(ストラヴィンスキーの「火の鳥」の序奏で見られます。))を取り上げました。

このバルトークピッツィカートの意味をなんとなく次のパートへの区切りくらいなもやっとしたイメージでしか考えていなかったのですが、野沢さんに「この音は重い扉が閉まる音みたいですね!」と言われて、ハッ、そうか!と気がつきました。(作曲者なのに(笑))シンクさせていた画像も城への扉の絵でした。
このライブについては野沢さんがご自身のブログで記事にし、それぞれの楽曲についても書き添えてくださっています。
私は表面上のサラっとした曲説明しかしていなかったのですが、この記事を拝読するとここまで想像力を膨らませて曲に取り組んでくださっていたんだなぁと感激しました。どうりで演奏も素晴らしかったわけです。
野沢さんの記事、ぜひお読みいただければと思います。「二胡奏者 野沢香苗のブログ ちょっとヒトヤスミ。」

終演後に声をかけてくださったお客様がいらして、「イギリスに住んでいたことがあったのですが本当にあの曲のイメージでしたよ!」とお話くださり、すごく嬉しかったです。

といいますのも、私のアルバムで「ARKHEMINA」という作品があり、こちらでは世界の城や歴史的建築物をテーマにしているのですが、フランス(アンボワーズ城、モン・サン=ミッシェル、シュノンソー城、ヴィランドリー城、アゼ=ル=リドー城、シノン城)、ドイツ(ノイシュヴァンシュタイン城、ホーエンシュヴァンガウ城)、イタリア(コロッセオ)を取り上げていたので、イギリスの城に関しては未知の領域でした。
トークでも話しましたが、私自身この城はもちろんイギリスにも行ったことがありません。

イギリスっぽさってなんだろうと考えてみましたが(クラシックで言えばエルガーやヴォーン・ウィリアムズあたりなのでしょうが今回の裏テーマ「廃墟と薔薇」にはちょっとピンとこず、またケルトも考えましたがシークレット・ガーデンの庭園方式(?)がイングリッシュガーデンであることも重要な要素の一つであるのであえて触れないことにしました。)、若干自分のベースであるフランスっぽい音がしているなぁと思いつつも、プログレが好きなのでイギリスと言えば!ということで変拍子もりもりにするという、わりと悩んだ末のイメージ作りでしたので、ああ、外れていなかったんだなぁと安堵しました。
いつかこの城と庭園を実際に見ることができたらと思います。

自分ではコンテンポラリーのつもりで書いていないんですが、普段はできない感じでやりたかったのでいつもとは違った少し変わった音がしているかと思います。
逆に音がそうなので構成に関してはシンプルでひねりなく、学生の頃を思い出してある楽曲構成の型を忠実に再現することを意識しました。学生の頃の私の曲を知っている方は少しニヤリとするかもしれません。(クライマックスにモチーフを重ねたり、四六から入ったりするところとか。順当に忠実にやっています。。。)
簡単な分析については前記事をご参照ください。

The Secret Garden – Sudeley Castle –

人前に、舞台に出るのは、2014年3月が最後でしたので約2年ぶりでした。
その頃のブログ記事、あのときは自分の演奏もありましたので練習三昧でしたね(笑)

2014年はじまりまして

バタバタ具合は今とあまり変わらないかも(汗)。

他の作曲家、演奏者、プロデューサー、関係者そしてお客様に支えられ、とても楽しい時間を過ごさせていただきましたこと心より感謝いたします。
またこのような機会がございましたら、よろしくお願いいたします。

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リハーサルより。


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トークではなんとこのライブのプロデューサー寺嶋民哉さんに拙作についていじら、、(笑)インタビューいただくという光栄にあずかりました。


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本日の出演者です。
※画像掲載許可いただきました。


JCAA meets TheGLEE「Musiculture vol.1 〜L’été 〜 夏」

【プロデューサー】
寺嶋 民哉

【作曲家】
麻 吉文

篠崎 央彡

関 美奈子

松浦 有希

横山 淳

【演奏家】
野沢 香苗(二胡)

古垣 未来(Pf)

渡辺 具義(Gt)

榊 渚(Vl)

渡邉 雅弦(Vc)
(敬称略)

関 美奈子 [ Minako Seki ]

関 美奈子 [ Minako Seki ]

Music Composer/Arranger